イスラミックセンターで、非ムスリムの女性にイスラームを薦める場合、ムスリムになりたくない夫との関係で困っています。このような女性にとって結婚を犠牲にすることは難しく、特に二人の間に子供があり、夫が妻に優しく妻が夫を深く愛している場合は、なおさらです。カーフィルの女性がムスリムになると、カーフィルの夫との結婚を続けることができないことは知っています。アッラーが仰せられるには(意味の解釈):「 … 彼女は、不信心者には合法(の妻)ではなく、また不信心者も彼女らにとって合法(の妻)ではない。…” [試問される女章(アル・ムンタヒナ)60:10]. この問題をどのように扱えばよいのでしょうか。女性がムスリムになることだけを専念して、他の問題は無視してよいのでしょうか。
アッラーに讃えあれ。
この質問をシェイク・ムハンマド・イブン・イブン・サーリヒ・アルウサイミーンに尋ねた。
ある女性が、ムスリムになりたいが、夫は良い人なので、別れたくない、一体どうすればよいのかと尋ねました。
シェイクは次のように答えられた。
「この女性は夫と別れなければならない。しかし、夫をイスラームに招くことはできるであろうか。彼女は夫に『私はムスリムになりたい。でもムスリムになれば、結婚はあなたがムスリムにならないかぎり、無効になります。』といえるであろう。彼女が夫にこういえば、彼もムスリムになるであろう。」
質問:
彼女がムスリムになった後、夫にイスラームを薦める間、婚家に留まることができますか。それとも婚家を出なければならないのでしょうか。
解答:
「夫がムスリムなるという望みがあれば、イッダーの期間(結婚解消を待つ期間)が終わるまで留まることができます。」
質問:
イッダーの期間中に妻は身を覆わなくてもよいのですか(ヒジャーブを着けずに出かける)。
解答:
夫がムスリムになるかどうか確実ではないので、安全を期して、体を覆った方がよい。
質問:
妻は夫と二人きりになってはいけないのですか。
解答:
妻は夫と二人だけになってはいけない。
質問:
このように彼女に答えた場合に、彼女がイスラームを避けてしまうならば、シャリーアに従って2番目の解答を言わなくでもよいですか。彼女には、「まずムスリムになりなさい。夫のところに留まるかどうかについては後から教えましょう」と言ってもよいですか。
解答:
それはよくない。始めに説明せずに、後から決まりを知らせてから彼女がイスラームを離れた場合(背教者になる)、問題はもっと悪くなる。そのため預言者(彼に平安とアッラーのご加護を)はアリ・イブン・アビ・タアリブをカイバールに派遣したときに申された。「人びとにイスラームを薦める時、アッラーへの奉仕でなすべきことをかれらに教えなさい。」
質問:
妻がムスリムになった後、夫と暮らしつづけると、大罪(カビーラ)を犯したことになるのですか。
解答:
その通りである。妻はジナ(不正な性的関係)を続けるべきではない。
質問:
彼女に何と説明すればよいのですか。
解答:
彼女がムスリムになった場合、夫がならない場合は、結婚が無効になるとはっきり知らせた方がよい。
この問題に直面する女性に話す場合は、以下の点を強調しなければならない。
アッラーとかれのみ使いへの愛が誰に対する愛よりも優先される。
妻が夫に誠実にイスラームを薦め、彼のために祈るならば、アッラーを夫を妻の掌中の中で導くであろう。
アッラーのために何かを犠牲にするものは、アッラーはもっと素晴らしいものを代わりに与えてくださる。
アッラーを愛するがあまりに何かをささげた下僕のことをアッラーは決してお見捨てにならない。
このような女性がムスリムになり、夫と別れた場合、ムスリムの男性がこの女性と結婚し、子供達を家族に迎え入れるべきである。それとも心根のよいムスリムが責任を持って、彼女と子供達に施しを与えるべきである。アッラーが我々を正しく導き、正しい行いをできるだけの強さと助けをお与え下さい。預言者ムハンマドにアッラーのご加護を。
シェイク・ムハンマド・イブン・サーィヒ・アル・ウサイミーン